週40時間の自由をつくる『超時間術』

時間術

こんにちは、kawasemiです。

kawasemi
kawasemi

この本は内容がとても素晴らしく「時間術」についてわかりやすく書かれた本です。         
日々、時間が足りないと感じている方にお勧めの本になります!!

【この本から学んだポイント3つ】

①時間の感覚がずれていた!
②時間感覚の正し方!
③週40時間の自由な時間をゲット!

kawasemi
kawasemi

忙しさから解放され自由な時間をエンジョイしましょう!!

                   【目次】
1週40時間の自由を作る長時間術の著者:メンタリストDaiGoさんとは?
2時間にまつわる3つの勘違い
3時間感覚を正す7つのフィックス
4学びとまとめ

1週40時間の自由を作る超時間術の著者:メンタリストDaiGoさんとは?

著者はメンタリストDaiGoさんです。

 慶応義塾大学理工学部物理情報工学科卒業人の心を作ることに興味を持ち、人工知能記憶材料科マテリアルサイエンスを研究。英国発祥のメンタリズムを日本のメディアに初めて紹介し、日本唯一のメンタリストです。

 ビジネスや話術・恋愛・子育て等幅広いジャンルで人間心理をテーマにした書籍を書かれ累計210万部を突破されているすごい方です!

2時間にまつわる3つの勘違い

kawasemi
kawasemi

私たちは①物理的時間がない!②やるべきことが多い!③忙しい人は仕事ができる!といった3つの勘違いをしているそうです!!!

物理的な時間がないの勘違い

私たちの労働時間は1970年代は平均2200時間も働いていたそうですが、2016年では1713時間まで下がっているそうです(約480時間)。しかも、日本人の労働時間はアメリカやギリシャ等の国よりも労働時間は少なくなっているそうです。(2016年当時)

現在は週休2日の企業も多くなり、余暇や娯楽にかけられる時間も1970年代よりも増えているはずですが、逆に余暇や娯楽の時間が減っているそうです!なんで?この現象はアメリカでも起きているそうです!?

kawasemi
kawasemi

著名な社会学者であるジョン・ロビンソン博士がアメリカで数十年にわたりアメリカ人がどのように時間を使っているのか研究したそうです。そこで面白いことが明らかに・・・!

アメリカ人の多くは、自分のことを「忙しすぎて時間がない!」と考えているのに、実際に働いている時間は想像よりも少なかったのです。具体的には、こんな数字が出ています。

・多くのアメリカ人は。「自分は週に60~64時間は働いているはずだ」と答えた

・実際に計測した1週間の労働時間は。平均44.2時間たった

なんと大半の回答は、実際の労働時間に対し20時間もの誤差がありました。

引用:週40時間の自由をつくる超時間術
kawasemi
kawasemi

自分が体感している時間と実際に計測した時間にかなりの誤差が生じているそうです。もしかしたら、私たちの時間感覚もずれているかも!?

②やるべきことが多いの勘違い

kawasemi
kawasemi

職場では次から次へとやらなければならないことが多くありますが、やるべきことが多すぎると生産性は落ちるデータがあるそうです!仕事の量減らしましょうよ!!

「やるべきことが多すぎる」は正しい選択ができていない証拠

考えてみれば当然でしょう。何か大きな成果を出すためには、目的に向かって行動を絞り込む必要があります。「やるべきことが多すぎる」と弱音を吐いている時点で、本当に必要なことを選択できていない証拠なのです。

引用:週40時間の自由をつくる超時間術
TYBUYAKI
TYBUYAKI

私たちの心理に「やるべきことが多い」と感じていると安心感が得られるそうです。自分を安心させるために、あえてやるべきことを詰め込んでしまうこともあります。

kawasemi
kawasemi

忙しそうにしている自分に安心していたかもしれません。どうすれば成果を上げられるのか・そのための行動は何をすればよいのか常に考えながら仕事に挑んでいきます!

③忙しい人は仕事ができるの勘違い

kawasemi
kawasemi

職場でバリバリ働いている忙しい人は仕事ができますよね!実は違うのですか!?DaiGoさん!!!

忙しい人ほど仕事ができないのには、3つの理由があります。

1.細かい作業時間が多くて集中力が続かない

2.長時間の労働で脳の働きが下がる

3.働きすぎて体調が悪くなる

引用:週40時間の自由をつくる超時間術

1.細かい作業時間が多くて集中力が続かない

仕事ができる人は色々な仕事を短時間で終えるイメージを持っていましたが、本書では1つの作業から違う作業に移った際に集中力の低下がみられ仕事の効率を大きく下げるそうです。多くの仕事をこなすことは常に集中力が分散してしまい1日にまとまって集中して仕事をする時間が少なくなり成果が上がりにくくなります

kawasemi
kawasemi

理想は多くの仕事を同時に処理するのではなく、1つの仕事に全力で取り組み成果を上げる!明日から1つの仕事に全集中で取り組む!

2.長時間の労働で脳の働きが下がる

長い時間働けば脳も疲れて集中力や判断力も低下します!体も長時間働くと疲れて動きが鈍くなります。年のせいもあるかも・・・!理想の仕事時間女性は週22~27時間の労働がベスト!男性は週25~30時間の労働がベスト!だそうです。1日8時間働くことを考えても最低でも週40時間働いています!残業するともっと!

TYBUYAKI
TYBUYAKI

本著でも正社員で30時間以下で働けている人はかなり少ないでしょうとのこと。

週に35時間ずつ働く人は生産性が安定しているそうです。

kawasemi
kawasemi

安定してよいパフォーマンスを出すには残業せず早く仕事を終えて帰ることがポイント!

明日から定時で失礼します!

3.働きすぎて体調が悪くなる

長時間労働は過労死という言葉があるように体に決して良くありません。厚生労働省の基準では月80時間を超える残業を過労死に認定していますが、実際はこのラインよりも手前の段階から、体は少しづつ壊れていくようです。体調がよくなければ仕事の効率も下がってしまうため良いことはありません!

kawasmi
kawasmi

長く働くことは仕事の効率や脳の働き、健康にもよくないことがわかりました!

自分自身の健康や仕事の効率を高めるためにも仕事への向き合い方を考え直そう!

忙しい人ほど有能なのはウソで、やることが多いい人ほど生産性が低くそして何よりも、実はみんな自分がおもうよりも自由な時間を持っています。それが真実なのです。

<中略>

結論から言えば、あなたの時間不足は「錯覚」です

本当はやりたいことをやるだけの時間があるし、実際には毎日の作業をこなすだけの能力も持っているのに、あたかも物理的な時間が足りないかのように思い込んでいるだけなのです。時間の感覚がくるっていると言ってもいいでしょう。

引用:週40時間の自由をつくる超時間術

3時間感覚を正す7つのフィックス

本著では時間感覚を正すフィックスが7つも書かれています。

1ゴールコンフリクトを正す 2時間汚染を防げ! 3呼吸を変える 

4リフレーミング 5親切 6スモールゴール 7自然

どれも素晴らしい内容ですが、この中から私がピピっときた3つについて説明させていただきます。ご興味のある内容を詳しく知りたい方はぜひ本著をお手に取って見て頂けるとよいと思います!

◎ゴールコンフリクトを正す

ゴールコンフリクトとは目標(ゴール)が衝突(コンフリクト)しあった状態のことです。自分の中でなりたい自分や欲望がぶつかり合うことで、自分の時間感覚がずれていきます。

運動をしたいけれど仕事が忙しくて時間がない。瘦せたいけれど食べてしまう。勉強したいけれどゲームをしてしまう。なりたい自分と自分の欲望がぶつかり合ってしまうことは日々の生活でよく起きます。この状態が「時間不足」の感覚を生み出してしまう原因になります!

ゴールコンフリクトの状態になると精神的に焦りや不安感が生まれてしまいます。自分の目標が達成されない限り焦りと不安が付きまとい「時間不足」の感覚に陥ってしまいます!

自分の時間感覚を正すためにはこのゴールコンフリクトを正す必要があります。

ポイントは目標を立てる際にゴールがぶつかり合わないように組み立てることになります!

ゴールコンフリクト対策を説明していきます!

〇わかっているけれどやらないコンフリクト対策

痩せたいけれどつい食べ過ぎてしまう。勉強したいけれどゲームをしてしまう。自分の欲望が勝ってしまうタイプ。私もこのタイプ!

対策「やるしかない仕組みを事前に作っておく」環境を変えることで行動を変える方法になります。

例えば⇒貯金はしたいが無駄使いをしてしまう

お給料が入ったら自動的に貯金口座に決まった金額を送金し、お金を貯める。残りのお金でうまくやりくりする。お金が自動的に増える環境を作る。

例えば⇒痩せたいけれどお菓子を食べすぎてしまう

お菓子が簡単に取れないように奥の棚に移動する。又、買い物でお菓子を買わないようにする。お菓子がない環境を作る。

あらかじめ「やるしかない環境」に自分を追い込んでおくことが重要になります!

〇無知コンフリクト対策

何か行動を起こす際にはある程度の知識が必要になります。例えば筋トレをして筋肉モリモリになりたい時にどのような運動で負荷量はどれぐらいが良いのか、食事は何を食べるとよいのか等、色々と知識があったほうが良いことがあります。知らないままで行うこともできますが、このままでは無知のコンフリクトになってしまいます。

ここでポイントが「知的謙虚」になります!一言で表現すると「自分はどれだけ知っていないことを認識しているのか?」になります。

上記の筋トレにしても、自分が知っている知識とまだ知らない知識があると思います。まだ知らないことを認識し謙虚に調べていくことが重要になります。

「知的謙虚」にレベルが高い人ほど長い目で見てものごとを学ぶスピードが速く、意見が違う相手からもどんどん知識を吸収する傾向があるそうです!

◎自然

時間術と自然てあまり関係性がなさそうに思えますが、本著では自然には時間感覚のずれを修正するすごい力があるそうです!

ここ数年の研究により、「時間不足」の感覚を癒す効果が高ことがわかっています

たとえば、スタンフォード大学が学生を対象に行った実験では、被検者に2種類の動画を60秒だけ見てもらいました。

1.幸福な気分になる動画(群衆が楽しそうな表情で旗を振っている様子など)

2.壮大な自然の動画(巨大な滝、クジラ、宇宙の映像など)

その後で学生たちの時間感覚を調べたところ、結果は予想を超えるものでした。壮大な自然の動画を見たグループは、幸福な気分になる動画を見たグループよりも、66%も時間感覚が長くなったような感覚に変わったのです。

私たちの遠いご先祖様は大自然の中で生活をしていまた。壮大な自然を見ることで大きな安心感を持つ性質を持っています。自然を見ることで精神的に不安やストレスが軽減されるそうです。

海や山など壮大な自然を見ることで自分自身の存在は小さいなと感じたことがあるかと思います。自分自身の存在が小さいと感じることで、自分自身を客観的に見ることができるようになるそうです。そうすると、自分の目の前に起きている問題も客観的に落ち着いてみることができるようになるそうです。

〇15分間自然の中でボーとする

近所の公園で本を読んだりボーっとしたり、ウォーキングをするとよい効果が得られます。15分を目安に自然に触れる機会を増やすとよいそうです。

◎呼吸を変える

時間と呼吸一見無関係に見えますが、不安やストレスも時間の感覚をずらしてしまう原因になりえます!

私たちが日々時間に追われ、「時間が足りない」と感じてしまう原因をDaiGoさんが教えてくれています!

原因1 目標のぶつかりあいで生まれる不安

原因2 時間が細切れになったせいで起きるストレス

つまり、せんじ詰めれば、あなたが上手く時間を使いこなせない理由は2つ不安とストレスなのです。

引用:週40時間の自由をつくる超時間術

不安やストレスには「呼吸法」が簡単にできて有効になります。ここからどのように呼吸をするとよいのか説明してきます!呼吸\(^o^)/

〇パワーブリージング

簡単にできる呼吸法の1つになります。やり方はとても簡単ですぐにできます。

やり方 吸った時間の倍の時間息を吐くだけです!

例えば 5秒で吸ったら10秒で息を吐きます。正確に時間を図らなくてもなんとなく吸った時間よりも長い時間息を吐けばよいそうです。

「パワーブリージング」が効果的なのは、そもそも私たちの体が、息を吸うときには血圧が上がって緊張状態になり、逆に息を吐くときには血圧が下がってリラックス状態に入る仕組みになっているから。その為、意識して吐く時間を長くすると、自然にリラックス状態のほうが優位に切り替わっていくのです。

引用:週40時間の自由をつくる超時間術

*スクリーン無呼吸症候群に注意!!

「スクリーン無呼吸症候群」とはスマホやPCの画面を見ることで呼吸が浅くなったり、呼吸を何秒か止めてしまう症状を指します。

スマホ等から発せられるブルーライトがの影響が考えられています。ブルーライトは人間の脳を興奮させる作用があります。少しの時間なら影響は少ないのですが、長時間刺激を受けると脳が興奮状態になり心拍数の増加と呼吸が浅くなってしまいます。気づけば「時間感覚のずれ」を生じてしまいます。要注意!!スマホやPCを長時間使用する際は適時深呼吸の習慣をつけて全身に酸素を取り込んでいきましょう!

学びとまとめ

【学んだことを行動に】

週40時間の自由な時間をつくる超時間術から多くの学びを得ました。

日々時間がないと感じていたことは「時間感覚のずれ」からきていることも初めて認識できました。

ゴールコンフリクトでは目標を衝突させない!

②自然に触れる!

③呼吸を変えるパワーブリージング!

無知のコンフリクトにもありましたが、私自身が時間に関して無知であることを認識するきっかけになりました。今後「知的謙虚」を目指し興味のあることについて色々な本を読んでいきたいと思います!

この本は「週40時間の自由をつくる」方法をわかりやすく書かれています。又、今回ご紹介できなかった「それでも時間がないあなたに贈るストレス対策」職場の「時間汚染」に打ち勝つ働き方「自分の時間を取り戻す8週間プログラム」もとても役に立つ情報が満載です!!

☆ご興味を持たれた方は是非お手に取って読んで頂きたい本です

「週40時間の自由をつくる超時間術」を書いて下さったメンタリストDaiGoさん

本を発行して下さった小山隆之さん

発行所の株式会社実務教育出版さん

☆良い本を本当にありがとうございました☆

感謝感激です☆

コメント

タイトルとURLをコピーしました